ばら・神代植物園にて

神代植物公園で，ばらを見てきた。
種類の多いこと，広い敷地に「ばら園」が造られていること。大変
見ごたえがあった。気に入ったばらを片っ端からスケッチしていったが，
一つ一つに個性というか，違いがあったおもしろい。
先日の台風の前に行ってこれて良かった。

F3　　ダーマートグラフ　　水彩　　画用紙
31.May.2011

雨の朝・カステッラマーレ

シチリアの旅，パレルモの空港から前日の夜にカステッラマーレ
（Castellammare）に着き，長い一日が終わる。
翌日は朝から雨模様の天気。朝食前にホテルの近くを散策して
みる。城壁に囲まれた街並みが海辺の高台に続いていて，とに
かく眺めが素晴らしい。
海の色ははっきりしないが,天気になれば，もっと良く見えるだろ
う。　雨の中で,建物のひさしの下から，ホテルの前の広場を入
れて描いた１枚。


16.APR.2011-30.MAY.2011　Ｐ６　　ダーマートグラフ
透明水彩　　画用紙

古寺のある街並

スケッチ会の下見を兼ねて，深大寺と，植物園に
でかける。
十何年ぶりで，植物園に入ったが,だいぶ変わって
いたように思う。
さらに，深大寺の境内から石段を降りてみると，蕎
麦屋の他に土産物の店なども増えて，以前よりも
賑わっているように感じた。
某テレビ局のドラマでこの辺りが取り上げられたこ
とがきっかけで，訪れる人が増えたという話を聞く。
何にしても，静かな雰囲気が損なわれずに，人の
姿もあるほうが良いように思う。


26.MAY.2011.　　　　Ｐ６　　　ダーマートグラフ　　　　　


水彩　　画用紙

新緑の林・・・シチリア

シチリアのビアッツァアルメリーナへ移動しているバスの車窓
からの眺め。
新緑のみどりが，柔らかそうな新芽をのばしている。映り変わる
風景をつぎつぎと描いてみた。


20.APR.2011-20.MAY.2011　　ダーマートグラフ　　画用紙
透明水彩　　　SM

新芽の頃・・・シチリア

新芽の出始めた木木の緑は,なんとも例えようの無い瑞々しさを
放っている。
樹の種類は分からないが,黄色味を帯びた淡い新芽の色が，
どこまでも続いている。ここに降りてゆっくりと描くことができたら
と，そんな風景がつぎつぎとあらわれる。


20.APR.2011-20.MAY.2011　　ダーマートグラフ　　画用紙
透明水彩　　SM

オリーブ畑をすぎて

シチリアのカステッラマーレという港町から，次の宿泊地チェファルー
（Cefalu）に移動するバスの車窓からの風景。
ビアッツァアルメニーナに向かって走る南側には，オリーブ畑が遠く
山の麓まで続いていた。


20.Apr.2011-19.May.2011. 　ダーマートグラフ　画用紙　透明水彩

橋のある風景・・・カステッラマーレ・シチリア

シチリアのカステッラマーレ（Castellam-mare）という港町に泊まった。
朝,ホテルから出て,町の広場から坂道を登っていくと，古い石造りの家
があつた。
その辺りの雰囲気がとても良かったので,そこで何枚か描いたが,これ
は山の方を振り返った風景だ。


16.Apr.2011.-19.May.2011.　ダーマートグラフ　画用紙　　透明水彩

橋の上から２

橋の北側に移動して描いた２枚目。
同じところでも，立つ位置によって見えるものが大きく変わってくる。
その違いを感じながら絵を描くのも楽しい。右岸に接岸している幾
隻もの船の姿も魅力的で，一日居ても飽きることの無いものが広
がっている。


０８．ｍａｙ．２０１１．　　Ｐ６　ダーマートグラフ　　水彩　　画用紙

橋の上から１

新緑の季節，風の気持ちよい日に東京を流れる川に繫がる運河の
風景を描く。本流につながるところに水門があり,この橋の上からだと
割と近くに見える場所だ。
見下ろしの風景，運河の水面が立ち上がらないように気をつけて描い
てみた。日差しの向きが刻々と変わり,水辺の風景を飽くことなく眺める
ことができた。


０８．ｍａｙ．２０１１．　　Ｐ６　　ダーマートグラフ　　　水彩　　　画用紙

エンナ・シチリア島にて

2011年4月15日から，イタリアのシチリア島に出かける。
旅の６日目，チェファルーからラグーサに向かう途中で，エンナ
という町を通る。
この辺りの山の姿が印象的で描いたもの。このあと，昼食を兼
ねて，ピアッツァ・アルメリーナという町に寄ってひと時を過ごした。
シチリアは，とても大きな島で,起伏に富んだ地形が広がり,海辺
の町も山の中の町もそれぞれに良かった。


20.Apr.2011.　　ＳＭ　ダーマートグラフ　透明水彩　画用紙

柿の新緑

自宅の東隣に広がる畑の風景。柿木に新芽が伸び始めてから，
この連休に入る頃，急に鮮やかな新緑の色に染まる。新緑の中
でも,柿の葉の新緑が，一番明るく鮮やかに見えるのは，葉肉が
あつくてぼってりとした艶があるせいだろうか。
今年は,緑の色を追いかけながらの一年になりそうで,この柿の葉
の新緑が，初夏に移るまでのベースになりそうだ。
遠くに欅の大木が見えるが,ここに越してきた頃は，鬱蒼とした並
木道になっていて，昼でも暗いほどだった。今では懐かしい記憶
になっている。


０４．Ｍａｙ．２０１１．　　Ｐ６　　ダーマートグラフ　　　水彩

新緑の柳窪

新緑シリーズの四枚目。近くを流れる黒目川の水源近くに鬱蒼とした
森に囲まれた神社がある。
この辺りを柳窪地区と呼んでいるが,古くから湧き水が多いところで，
以前は，幾つも湧き出していたようだ。水辺に柳の樹が多かったの
だろうか。今は，柳の樹は切られて見ることができない。


０２．Ｍａｙ．２０１１．　　　Ｐ６　　ダーマートグラフ　　　水彩

新緑の雑木林

緑の習作として描いた1枚。身近なところに残っている雑木林を
訪ねて出会った風景です。どこにでも，かつては存在した筈の
眺めが貴重なものになってきました。


０２．Ｍａｙ．２０１１．　Ｐ６　　ダーマートグラフ　　水彩

姿見の池

武蔵野の雑木林が残る一角に，小さな池がある。新緑の木々を
映して輝いていたかと思うまもなく，一陣の風が波を立てて消して
しまう。瞬時に姿を変えていく自然の中で,改めて緑の習作をして
いこうと描いたもの。


０３．Ｍａｙ．２０１１．　　Ｐ６　　ダーマートグラフ　　　水彩

天沼弁天公園

４月の終わりに,桃園川の流域を歩きながら描いたうちの1枚。水源近くにある天沼弁天公園の一角で，しばらく時を過ごす。新緑の光に溢れていた。
29.APR.2011.　Ｐ６　ダーマートグラフ　透明水彩